るなっち流HSPとの付き合い方

HSPをはじめ、自分のココロとの付き合い方を自分流で紹介しています。愛犬コーギーは最大の癒しです。

2年以上病気休職中の私が復職プログラムを始めるまでのお話①

 

こんにちは或いはこんばんは るなっちです🍀

 

今日、東京は11月なのに真夏日という異様なお天気でした。

その異様さに乗じて?、久しぶりにブログを書いてみることにしました!

 

という冗談はさておき、わたくし体調を崩していましてタイトル通り現在会社を休職してもう2年以上が経過しました。

なんでこんな状態なのかなーという気持ちを整理するため、何度も文字に起こそうと思ったのですがやる気が出ず、なぜか今日急にやる気が出たので書いています。

 

1.順調だった仕事と部署異動

私は新卒で入った会社をうつ病で約5年で退職しました。その後、失業保険をもらいながらバイトをし、派遣社員で働けるまで回復したのを機に、中途採用で正社員で入社しました。
5年間ほどはやりたい仕事ができ、管理部門であった為自分の采配で仕事を進めていました。半年に一度の評価も良く、すべてが順調に進んでいたように思えましたが、突然「2週間後に部署異動」と発令されました。
 
総合職採用なので異動は覚悟していて、「ついに異動か~」くらいの軽い気持ちで考えていました。
異動先は勤務地が変わり、これまでの平日勤務からシフト勤務へ変更となりました。
初のシフト勤務(月ごとに休む曜日がバラバラなタイプ)で出勤日を間違えないか不安でした。
通勤時間も倍くらいになり、朝が苦手な私はスマホのアラームをいくつも設定することにしました。

2.緊張が切れない毎日

異動初日から、OJTの先輩にみっちりマニュアルを叩き込まれました。
ローン審査を行う部門に異動したため、商品の詳細から審査方法まで事細かく決まり事があり、一つのミスも許されない空気がありました。“この場合にはこう対応する”というマニュアルをすべて頭に叩き込み、座学と実践を繰り返す日々が続きました。
 
実践ではお客様の申込状況や信用情報など取扱いの難しい情報が多々ありました。
巷で言われる、“クレジットカードの作りすぎは審査に響く”と言われるような超がつく個人情報を日々の業務で取扱うので、ミスの許されない緊張感が常にありました。
 
お昼休憩も交代制なので1分も遅れることはできず、ランチが人気で並ぶようなお店に行くことはなくなりました。
一日の審査件数はシステムで把握され、対応時間も計測されているので常に時間に縛られる日々でした。
また、メイン業務の審査以外にも部門運営の業務もあり、そちらも業務内容を覚えて、エクセルの使い方を理解して、ミスなく入力して、先輩担当者と同じレベルに早くならなきゃ!という焦りみたいなものもありました。

3.ある朝、突然体が動かなくなった

そんな毎日を過ごしていると、朝目が覚めた瞬間、「あ、体が動かない」という状況になりました。
一度うつ病で休職している私は、この状況を理解するのが早かったです。
無気力。一気に頑張りすぎた反動が体に出てきました。ここまでの期間は1か月半ほどです。
起きないといけない時間に目は覚めているのにただ天井をみることしかできず、
始業時間になんとか職場へ連絡して管理職に体調不良の旨を伝える日が何日もありました。

4.上司と相談を重ねるも、結局休職へ

大型連休や有休で体を休めながら、体調不良のことは上司に何度か相談しました。
上司からは「焦らず、周りのペースは気にせずに自分のペースでやってくれていいから」と温かい言葉をいただいていました。
 
しかし、現場はそんな言葉を実行できる状況ではなく、処理件数をあげて電話対応もスピーディに行うために、毎日のようにお尻を叩くような言葉が飛び交っていました。
 
もともとHSP気質の私にはそういった言葉を無視できる神経の図太さがなく、結局は焦って気負いしながら働く日々となってしまいました。
 
結局、体調不良からミスを出してしまい、畳みかけるように部門運営業務で先輩社員がシフト休の日に問題が発生→一人で対応を行ったことで限界がきて、休職する流れになってしまいました。
<次回へ続く>

*結び*

この体験はきっと誰にでもある、誰かにならば乗り越えられる体験談だと思います。
 
ただ、私にとって審査をするという行為自体が辛く、“生活苦でギリギリの中申し込んだ方”、“これが通らないと生活ができない”というような方のお申込をお断りしなければいけないことが何より辛く、業務として捉えられなかった弱さがありました。
私自身が子どもの頃は経済苦で子どもからみてもお金がないことがわかるような暮らしでしたので、過去がフィードバックしてしまい私情を拭い去ることができなかったことが大きな要因だと思っています。
 
それと同時にHSPであることも要因にあったと思います。
①常に時間に追われる

②気を張り続けなければいけない

③周りに合わせないといけない
という状況はとても苦しかったです。自分のペースで働くことが如何に大切か痛感しました。。
 
この要因を解決すべく、2年かけて自分の過去に向き合いながら現実を推し進めていこうともがく本連載、どうぞ引き続きお付き合いいただけますと幸いです。

 

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